用語/プライマー
プライマー
プライマーとはprimary(最初の)に由来する用語で、要するに“最初に塗る塗料”という意味です。
それ以上の意味はありません。
だから言葉の意味からすれば、どんな材料でも“プライマーとして”使う事が出来ます。
但し、“最初に塗る”ということは“下地に接触する”という事であり、かつ“次に塗る塗料と接触する”という事ですから、それを利用して技術上の細工を施す事が出来ます。
つまりそこに、“何がしかの特別な機能”を持たせる事が出来、大抵そうしてあります。
つまりそこに、“何がしかの特別な機能”を持たせる事が出来、大抵そうしてあります。
例えば“下地との接着力を特別に良くした塗布剤”は接着プライマーと称されます。
(これによって全体の接着力を向上させられます。)
防錆顔料等を混ぜ込んで、下地の腐蝕反応を抑制する働きを持たせた塗布剤は“防錆プライマー”です。
これが下地金属と接触することによって、全体としての防錆力が増します。 (鋼材の塗装で一般的にプライマーと言われているのはこのタイプです。)朱色の鉛丹を防錆顔料として使った物が古くからの標準製品であり、“アカサビ”赤色の錆止め塗料とも通称されています。
その他導電性プライマー、絶縁プライマー、弾性プライマー、粘着プライマー、浸透性プライマー、等々色々な機能のプライマーが在ります。
防錆顔料等を混ぜ込んで、下地の腐蝕反応を抑制する働きを持たせた塗布剤は“防錆プライマー”です。
これが下地金属と接触することによって、全体としての防錆力が増します。 (鋼材の塗装で一般的にプライマーと言われているのはこのタイプです。)朱色の鉛丹を防錆顔料として使った物が古くからの標準製品であり、“アカサビ”赤色の錆止め塗料とも通称されています。
その他導電性プライマー、絶縁プライマー、弾性プライマー、粘着プライマー、浸透性プライマー、等々色々な機能のプライマーが在ります。
蛇足・・“プライマー二回塗り”などという表現は、元の意味からすればヘンですが、これは“プライマーに使う材料”を二回塗ったという意味です。
上塗り二回、という表現もまた同じ。