単純塗布、FRP、パテ、レジモルの材料調整と作業フローチャート
単純塗布、FRP、パテ、レジモルの材料調整と作業のやり方
計る
『配合比が2:1の場合、主剤が600gなら、硬化剤が300g。』
『おおちゃくして、柄杓で1杯、2杯なんてやらないように!
キチンと秤で計って下さい。』
キチンと秤で計って下さい。』
主剤(エポキシ樹脂)と硬化剤を計量する。
混ぜる
『キチンと混ぜないと硬化不良を起します。』
ミキサーまたは、手作業でよく混ぜる
混ぜ終わったら、『説明書に書いてあるポットライフ
(オケの中で固まるまでの時間)のうちに使い切りましょう。』
(オケの中で固まるまでの時間)のうちに使い切りましょう。』
単純塗布&FRP
塗る
[単純塗布]・・塗るだけの防蝕法もあります
排水溝、貯水槽、等、殆どの場合、それだけで十分です。
(不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂の単純塗布は、ひび割れし易い等、多少問題があります。その場合は、次のように、ガラス繊維布等を併用します。)
排水溝、貯水槽、等、殆どの場合、それだけで十分です。
(不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂の単純塗布は、ひび割れし易い等、多少問題があります。その場合は、次のように、ガラス繊維布等を併用します。)
貼る
[FRPライニング]をするなら、ガラスマットorクロスを置く。
(こうする事で、ひび割れしにくくなり、膜厚を均一化出来ます。)
(こうする事で、ひび割れしにくくなり、膜厚を均一化出来ます。)
塗る
さらに樹脂を塗ってしみ込ませる
エアー抜き
コレで終わりです。厚くするなら、同じ作業を繰り返します。
こうすることによって、ある程度均一な厚みの、厚い膜が作れます。
こうすることによって、ある程度均一な厚みの、厚い膜が作れます。
応用
パテの作り方
樹脂に混ぜ物を加えると、流動性や最終物性を変える事が出来ます。
硬化剤を混ぜた物に、さらにダレ止めの目的で、セピオライト、アスベスト、シリカ、タルク、等の薇粉を適当に加える。
混ぜる
良く混ぜると、パテの出来上りです。
パテはダレないので、何処にでも盛り付け出来ます。
パテはダレないので、何処にでも盛り付け出来ます。
ヘラ付け
出来たパテをゴムベラ・コテ・ハケ等で塗付けると、隙間や穴を埋めたり、凸凹を滑らかにしたり出来ます。
穴埋め・整形・シール・接着・・・パテには色々な用途があります。
直接FRPがライニング出来ない凸凹した対象も、パテ付けしてからガラスマットを千切って貼れば、ライニング出来ます。
硅砂や粉砕セラミック等を混ぜて固めるとレジンモルタル(略称レジモル或いは樹脂モル)と称される物になります。増量や補強等が目的です。
少量のダレ止めを添加するのが、レジモルの作業性を良くするコツです。
樹脂の4~5倍程度の骨材(通常は砂)を加える
入れ過ぎると空隙が出来、スカスカの透水性モルタルになります。
防蝕には×ですが、それはそれで道路仕上げ等に利用されます。
入れ過ぎると空隙が出来、スカスカの透水性モルタルになります。
防蝕には×ですが、それはそれで道路仕上げ等に利用されます。
混ぜる
これでレジモルの出来上りです。
(こういう攪拌機より、モルタルミキサーを使えば効率的に混ぜられます。)
出来たレジモルはコテで塗りつけます
力強く押えないと、内部空隙が増え、透水化します。
コンクリート床を仕上げるような軽押さえ感覚ではイケマセン。
力強く押えないと、内部空隙が増え、透水化します。
コンクリート床を仕上げるような軽押さえ感覚ではイケマセン。
レジモル仕上の例
レジモルの仕上りは、こんな感じになります
自然な感じを出すため、こういう色目の砂を使いましたが、
砂の色や大きさ、や形が変れば見た目も変ります。
自然な感じを出すため、こういう色目の砂を使いましたが、
砂の色や大きさ、や形が変れば見た目も変ります。